医療脱毛中の自己処理って?正しいホームケア方法とは【脱毛女子必見】

医療脱毛中の正しいムダ毛のホームケア方法と、注意点についてご紹介します。通院中の自己処理は、通常の自己処理と異なるポイントがあります。レーザー脱毛による施術で自己処理不要になるまでは1年~1年半ほどの時間が必要です。それまでは、皮膚に優しいシェービングで医療脱毛の効果を最大にしましょう。

医療脱毛中の自己処理、注意すべき3つのポイント

医療脱毛に通院中の自己処理は、通常のホームケアとは違った注意点が3つあります。これを踏まえたうえで、肌に優しい方法でシェービングを行いましょう。

(1)医療脱毛中のムダ毛処理は、ムダ毛の芽が皮膚の中に残っていないといけない

医療レーザー脱毛は、毛穴の中にムダ毛が残っており、かつ、ムダ毛が毛乳頭とつながっている時に効果を発揮します。レーザーは毛の黒い部分に反応して熱くなり、繋がっている毛乳頭にダメージを与えます。

ところが、毛抜きで毛を引きぬいてしまうと、レーザーを照射しても黒い部分がないため、効き目がなくなります。この場合、時間が経ってまた毛が生えてくるのを待たなくてはなりません。そのため、医療脱毛直前の毛抜きによる自己処理は絶対に控えましょう。同様に、毛を引き抜くタイプの脱毛機、脱毛ワックス、テープもNGです。

また、直前でなくても、毛を引き抜く脱毛は肌に大きな負担となるのでやめましょう。

(2)医療脱毛中のお肌は特に乾燥に注意

レーザー脱毛の施術前は、特にお肌を潤った良い状態にしておくことで、十分な出力のレーザーを浴びせることが可能になります。逆に、施術前の皮膚の状態がよくないと、出力を抑えて照射することになり、せっかくの医療脱毛の効き目が十分発揮されないことがあります。カミソリによる自己処理は、その刃で皮膚の表面に見えない無数の傷をつけてしまいます。そのため、できるだけ避けた方がよいでしょう。

また、施術を受けた後のお肌はレーザーの熱により乾燥状態となり、肌本来のバリア機能が低下します。カミソリによる自己処理は乾燥した肌の状態をさらに悪化させ、肌トラブルの原因になりかねません。

(3)医療脱毛中のお肌は特に敏感

前述のように、医療脱毛中は特に肌の潤いに気をつけ、施術後はバリア機能の低下した肌を守らなくてはなりません。気をつけなければいけないのが、除毛クリームです。除毛クリームは、化学物質により毛のたんぱく質を溶かすことでムダ毛を除去する方法です。この化学物質は、「医薬部外品」として適切な基準を満たしていますが、脱毛前後の、特にケアが必要な肌状態の人を念頭に置いて作られてはいません。肌の弱い人はトラブルの原因になることがありますので、医療脱毛中の使用はやめましょう。

電気シェーバーによる処理がうまくいかない人のために

一般的に医療脱毛中の自己処理方法として推奨されているのが、肌に直接刃をあてないため皮膚への負担が少ない、電気シェーバーによる脱毛です。しかしこの電気シェーバー、「うまく使えなくて剃り残してしまう」という人は意外と多いです。そんな方のための対処法をご紹介します。

(1)レディースシェーバーを利用する

単純にお値段が安いからと、男性用や、男女兼用の電気シェーバーを選んでしまうと、上手く使えずに苦労します。女性用の、自己処理に適した電気シェーバーが販売されています。肌に優しいだけではなく、使い勝手がよいため、施術前の全身の自己処理が楽になります。

(2)3枚刃以上の新しいカミソリを使用する

電気シェーバーで剃り残したムダ毛は、カミソリで処理することになります。カミソリの刃の数が多いと、一見皮膚に負担が大きそうですが、実際は少ない力加減で1度で剃れるため、皮膚に負担が少ない方法です。また。刃の切れ味が悪いと何度も剃ることになり、皮膚を傷めるので、切れ味のいい新しいカミソリを使用しましょう。

(3)シェービング無料のクリニックに通院する

手が届きにくいなど、自己処理が難しい部位に関しては、無理に自己処理しようとせず、シェービングが無料の医院を選んで通う方が楽です。不器用な方、脱毛の処理に不慣れな方は特に、シェービング代が無料のクリニックがおすすめです。